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「ほめ育財団」代表の原邦雄さんによる、熊本YMCA学院チャリティー講演会を開催しました。
元神戸YMCAボランティアリーダーでもある原さんは、ほめて育てる教育＝「ほめ育」を世界に広げるため、日本や世界を飛び回る日々。

人は、自分をほめる程度にしか相手をほめることができません。そして、ほめるためには、「相手を知る作業」こそが大切です。相手が大事にしていることを知らなければ、ほめることができないからです。
できないところを粗探しせず、相手のプラスの部分に焦点を合わせること。ほめる基準は叱る基準になるため、一貫性を持ってほめるために大切な点といえます。相手に期待していることも伝えます。その時は、相手が少し背伸びをすれば手の届く目標を設定すること。達成して自信が生まれた時に、「すごいね」とほめ言葉をかけるのです。そこに本当の“ほめ”が発生します。自信は、未来の力を信じることでもあります。自信があれば、自立して様々なことを乗り越えていけるはずです。